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 今年の11月、これまで法律家の卵である司法修習生が研修する際に支給されていた給与がなくなり、生活費のない修習生には裁判所がお金を貸し付ける「貸与制」に変わろうとしています。

 志をもった優秀な若者たちが、家庭の経済的な事情で法律家への道が絶たれる。そんな社会で本当にいいのでしょうか? また、お金がないと法律家になれなくなり、庶民感覚からほど遠い人たちが司法の世界の多数を占めるようになったとき、私たちの暮らしや権利は守られるのでしょうか。この問題は、単に法律家だけの問題ではなく、私たち市民の問題でもあるのです。

①要請書への賛同(団体・個人)募集、②請願署名活動、③街頭宣伝行動、④国会議員要請、⑤シンポジウム,集会の開催、⑥講師の派遣、⑦その他

2010年 ご協力ありがとうございました。

◆団体賛同 833団体 個人賛同 236名
10月18日に各政党、国会議員に、賛同者リストを添えて要請書を提出しました。

要請書 PDF(349KB)

団体賛同一覧  個人賛同一覧  賛同者からのメッセージ一覧

◆請願署名 678,630筆
 
9月29日の院内集会の後、国会に提出しました。


 多くの国民の声が後押しとなり、11月26日に貸与制導入を1年延期する裁判所法改正が実現しました。
 しかし、このままでは2011年11月より貸与制に移行してしまいます。
市民連絡会は、給費制の存続を求めて引き続き活動を進めています。 

日弁連ホームページ 「司法修習給費制維持」コーナー

日弁連のリーフ、各種資料を掲載。また、寸劇「CHANGE-変身-」(劇団あおば)(24分15秒)を動画配信しています。

ビギナーズ・ネット(beginners_net)

司法修習生の給費生維持を求め、法科大学院生・法科大学院修了生・司法修習生・登録5年目までの新人弁護士で構成される「ビギナー」の団体です。

司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会

〒101-0052

東京都千代田区神田小川町3-8中北ビル5階  中央労福協気付

TEL 03-3259-1288  FAX 03-3259-1286

8.2

 

院内集会、47名の議員が参加

7.14

 

貸与制導入を前提としたフォーラム議論は容認できない
記事はこちら、声明は下の文書

7.6

 

司法修習生に対する給費制の維持・継続について(要請)

5.25

 

司法修習生に対する国の経済的支援のあり方や法曹養成のあり方を検討する政府の「法曹養成に関するフォーラム」が5月13日に設置され、同25日から議論がスタートした。

5.17

 

『法曹養成フォーラム』に向けての最初の市民集会

2.3

 

日弁連、市民連絡会が院内集会を開催

2010.11月

 

貸与制を導入を1年延期

フォーラムの第一次取りまとめは断じて容認できない (声明)

「金のかかりすぎる法曹の道」の改革・改善のために

 「 「法曹の養成に関するフォーラム」は8月31日、司法修習生に対する給費制を廃止し貸与制へ移行するとの第一次取りまとめを行った。予想していたこととはいえ、あまりにも見え透いた議論の進め方とその内容に失望するとともに、憤りさえ禁じえない。そもそもフォーラムは、発足当初から国の財政難を理由に貸与制への移行ありきとする政府の思惑のもとで進められた。そして会議は公開とは名ばかりで一般傍聴を許さず、当事者や市民の声も聴かず、「給費制か貸与制かの二者択一ではなく法曹養成制度全体のあり方のなかで結論を得るべし」とするフォーラム委員の声すら少数意見として退け結論を急いできた。
 こうした拙速な議論は、法曹志望者が経済的理由から法曹になることを断念することがないよう、法曹養成制度に対する財政支援のあり方について見直しを行うべきであるとの前提で裁判所法の一部改正を行い,さらに個々の司法修習修了者の経済的な状況等を勘案した措置の在り方について検討を加えることを求めた国会の意思を無視・軽視するものである。
 われわれ市民連絡会は、このような取りまとめの内容を断じて容認することができない。
 いうまでもなく、今日のわが国法曹養成にかかる最大の問題は、裁判官や検察官・弁護士になるには、あまりにもお金がかかりすぎる仕組みになっていることにある。2004年の司法制度改革で、司法試験受験資格を得るには原則3年間の法科大学院を履修することが義務づけられた。あれから7年、国内経済は低迷し雇用・労働事情は最悪の状態にあり、大学4年、法科大学院3年、合わせて7年間も多額の経済的負担に耐えられる国民は少ない。だからいま、法曹志望者が激減しているのである。そんな中で法曹志望者に対する経済的支援の根幹とも言うべき給費制を廃止すれば、一般市民にとって法曹の道はさらに遠くなり、ひいてはそれがわが国法曹の質の低下につながることは明らかである。フォーラムが現行制度が抱える問題点の検証・見直しの議論にも入らない段階で貸与制への移行を結論付けたことは、まさに現実無視、時代に逆行する所業といわざるを得ない。
 給費制の存廃は、法曹養成にかかる制度全体の見直しの中で結論を見出すべきであり、それまでは維持・継続するのが当然である。私たちは、フォーラムならびに政府・国会関係者に、国民・当事者の声に謙虚に耳を傾け、まずは本年11月からの貸与制への移行を止めるよう裁判所法の改正を求める。

2011年8月31日

司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会

 

代表幹事

清水 鳩子

(司法に国民の風を吹かせよう実行委員会)

 

本多 良男

(全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会)

 

山口 二郎

(北海道大学教授)

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