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メッセージ

 

 

 

 平成23年11月、改正裁判所法が施行され、司法修習生への給与支給(給費制)が打ち切られ、司法修習中の生活資金を貸与する貸与制に移行しました。その後、国会は給費制を含めた司法修習生への経済的支援策について再度の検討を要すると判断した裁判所法改正法の附帯決議に基づき、政府に再検討を要請しました。政府が設置した法曹養成制度検討会議では、給費制の復活を求める意見も複数出されところですが、結局、その中間的取りまとめでは、「貸与制を前提とした上で、(中略)必要となる措置を更に検討する必要がある。」との記述がなされるに留まり、具体的な支援策の提案は見送られました。私たちは、この中間的取りまとめは貸与制を前提としている点などで大変不十分なものと考えています。

 平成25年4月12日から同年5月13日まで、パブリックコメント(意見公募)の手続に付されますので、是非、多くの皆さまから、パブリックコメントにて給費制復活を求める声をお寄せください。

 

 

郵送

〒100−8977 東京都千代田区霞が関1−1−1

    法務省大臣官房司法法制部司法法制課 宛

※封筒に赤字で「パブリックコメント(「法曹養成制度検討会議・中間的取りまとめ」について)」と記載してください。

FAX

03−5511−7205

    法務省大臣官房司法法制部司法法制課

※冒頭に件名として「パブリックコメント(「法曹養成制度検討会議・中間的取りまとめ」について)」と記載してください。

 

 

〜パブリックコメントの記入方法〜

■手順1

冒頭に件名として、「パブリックコメント(「法曹養成制度検討会議・中間的取りまとめ」について)」と書く。

■手順2

該当部分の記載として、@「第3の1(3)法曹養成課程における経済的支援」についてと書く。

■手順3

意見として、A「修習費用は貸与制ではなく給費制にすべきです。」と書く。

■手順4

理由として、以下の文例を活用して、Bに書く。

*ここに書かれている意見は、給費制復活を支持する方のご意見の一例です。

 例を参考にしつつ、皆さまのご経験も交えて、できるだけ皆さまご自身の言葉で、給費制復活を求めるご意見をお寄せください

■簡単に書くときは…(基本コメント)

 

司法制度の担い手である法曹を養成するのは国家の責任です。司法修習生を修習に専念させて、充実した司法修習を行うためには、修習に必要な費用と修習期間中の生活を保障する給費制が必要不可欠です。

■基本コメントに少し書き足すとしたら…

 

【生活保障が必要です】

○ 充実した修習を行わせるために、司法修習生には、修習専念義務や守秘義務などの厳しい義務を課されています。このような義務の下、実際の事件の処理に関与させながら、それに見合った生活保障を行わないことは、著しく不合理です。

 

【修習に必要なお金を個人負担させるべきではない】

○ 司法修習生は、最高裁判所の辞令によって全国各地に配属されますが、交通費や宿泊費、引越費用や家賃など修習に必要な費用まで自己負担であるため、自宅から離れた実務庁会に配属される修習生の負担は特に大きなものとなっています。このような不合理を是正するためには給費制を復活させるべきです。

 

【弁護士の質を確保する必要がある】

 ○ 市民のニーズに応えられるよう質を確保し、裁判官や検察官と対等な弁護士を育てるためには、司法修習が必要です。そうである以上、弁護士となる者についても、その費用負担と司法修習期間中の生活保障は、国家が行うべきです。

■市民の立場から基本コメントに少し足すとしたら〜

 

○ 修習生は研修だから,即戦力として役に立つという訳ではないかもしれない。でも,普通の会社員や公務員も,最初はみんな教育する手間ばかりかかる。新入社員は即戦力にならないから給料を払わないなんていう雇い主がいたら労基署の指導を受けるだろう。修習生だけが給料をもらえないのはおかしいと思います。

 

○ どの弁護士が良いかなんて依頼してみないと分からない。だから,どの弁護士もちゃんとした能力があるように社会全体で育てておかなければいけないと思う。そのためであれば国が育てる費用を負担する給費制は理解できる。

 

○ 私の知っている弁護士は、難しい労働事件の裁判を熱心にやったり、気軽に学習会やシンポジウムの講師を引き受けて私たち労働者に法律や裁判の動向を教えてくれたりしていて、労働者を法律という分野から支えてくれている。

 お金になろうがなるまいが、市民に必要な活動に取り組む弁護士を残すためにも、法律家を目指す人たちの経済的負担が少しでも軽くなるように、給費制に戻すべきだ。

 

○ 少し前までは、ヤミ金からお金を借りた人がひどい取り立てのせいで心身を壊してしまうこともあった。そんなときに、弁護士はヤミ金の取り立てを止めて、生活を立て直すサポートをしたり、貸金業法改正のために弁護士会を挙げて闘ってくれた。

 貸与制になってから、多い人は1000万円も借金を抱えて弁護士になると聞いたが、自分の生活も大変な人が、困っている市民のために働く余裕があるのか不安に思う。市民の味方になる弁護士を増やすためにも、給費制に戻すべきだ。

■学生の皆さんの立場から基本コメントに少し足すとしたら〜

 

○ 私は、現在、○○大学法学部に通っています。もともと、弁護士を目指して法学部に進学しましたが、法科大学院の学費が高いこと、若手弁護士を取り巻く状況が厳しいことを知りました。その上、司法修習期間は借金をしなければならず、学生とは違ってアルバイトもできないと聞きました。正直、弁護士になるのを諦めようかと思っています。せめて、修習の間は生活を保障してくれるのであれば、法曹を目指せるのにと思います。給費制に戻してください。

 

○ 私は、困っている人を助けたいという思いで弁護士を目指しています。弁護士の方からは、本当に困っている人たちを支えるために、手弁当で弁護活動をしたというお話もよくお聞きしますが、司法修習中に借金してしまうと、最近は、若手弁護士の収入も減っているといいますから、手弁当で弁護活動をする余裕がなくなってしまうのではないかと不安になります。奨学金を借りて既に借金がある人だと、もっと大変だと思います。是非、給費制に戻していただくことを希望します。

 

○ 私は、今年の3月、○○大学法科大学院を卒業し、現在、司法試験の受験に向けて準備をしています。正直、ここまで来るのに、かなりのお金を費やしました。大学から大学院まで、奨学金は合計○○万円になります。法科大学院を卒業して、すでに奨学金の返済が始まっています。そのうえ、司法試験に合格しても、さらに借金をしなければならないということを考えると、こんなにもお金をかけなければ法律家にはなれないのかと嫌気がさします。一刻も早く給費制に戻すべきではないでしょうか。

■法曹志願者のご両親の立場から基本コメントに少し足すとしたら〜

 

○ 私の娘は、小さいころから法曹を目指していましたが、我が家は家計が厳しく、娘は奨学金を借りて大学に進学しました。その額は、現在では○○万円になります。この奨学金を借りるときは、もちろん、私たち夫婦も連帯保証人となっていますが、親戚にも連帯保証人になってもらっているものもあります。司法修習に行くとまた借金をしなければならず、また親戚に連帯保証を頼まなければならないかもしれません。また親戚に迷惑をかけることは気が引けますし、そもそも断られてしまうかもしれません。

民間企業の研修期間でも給料は出るのに、司法修習生に給料が出ないというのはあんまりです。給費制に戻すべきです。

 

○ 私の息子は、現在、法科大学院に通っています。我が家では、大学と法科大学院の学費は、何とか工面してきました。しかし、司法試験に合格してもお金がかかることを知り、愕然としました。しかも、司法修習地が、自宅から通えない場所になっても、引越し費用も出ないというのはおかしすぎると思います。このままでは借金せざるを得ないこととなってしまいますが、そのような負担を息子に負わせたくありません。息子が就職の道を選んでくれないかと考えてしまいます。絶対に、給費制に戻すべきです。

 

 

 

〜パブリックコメントの記載例〜

法務省大臣官房司法法制部司法法制課 御中

 

「パブリックコメント(「法曹養成制度検討会議・中間的取りまとめ」について)」

 

@ 「第3の1(3)法曹養成課程における経済的支援」

 

A 意見

例)修習費用は貸与制ではなく給費制にすべきです。

 

B 理由

例)司法制度の担い手である法曹を養成するのは国家の責任です。司法修習生を修習に専念させて、充実した司法修習を行うためには、修習に必要な費用と修習期間中の生活を保障する給費制が必要不可欠です。

 

※B理由については、皆さまのご経験も交えて、できるだけ皆さまご自身の言葉で、ご意見をお寄せください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氏名 例) 岡根 刈太   

住所 例)〒○○○−○○○○ 東京都千代田区霞が関○○○−○○         

 (差し支えなければお書き下さい。)